セーターを30枚試着してみる<1-3枚め> le coeurblanc

少し前にジーンズを30本、9つのお店を訪れて試着したことがありました。
ジーンズを30本試着してみて、どれが良かったかの結論

この時はお客様からジーンズのお買い物同行のリクエストがあったので、その下見。

ふと、ではセーターも30枚着てどう感じるかを実験してみようと思い付きました。

前回のジーンズの体験から、短期間で同じアイテムを集中して着るとジーンズ全体の共通点だったり、逆に1枚1枚の個性だったりがわかりやすい、ということを学んだので、それをセーターでも体感してみたくなったのです。

日常で着ることの多いセーターをより深く理解できたら、お客様にもより良い提案ができるはず。

善は急げと、まずは東京駅近くにある丸ビルへと向かいました。

近年は屋内が暖かいことが多く、ニットから遠ざかっていた私。
薄いものは数枚持っているけれど、久しぶりにいろんな素材やデザインのセーターを着てみるという自分の企画にワクワクです 笑

企画から数日経ち、現在は18枚を試着したところです。
いま時点での仮結論は、

”着用してどんな感じかは、着てみないとわからない”

ジーンズ30本の時と同じ結論でした。

オンラインショップの写真を見ても、私の体型、肌や髪の色も写真のモデルさんとは違います。
お店でもハンガーに掛かっていたり畳んでおいてある状態と、着て鏡の前に立ってみるのとでは違います。

実際のエピソードとして、色が珍しかったので選んだ黄色のセーター。
着てみてみると、ウェストや袖口が思いのほかキュッと絞られる感じになりました。 
とても立体的で動きのあるシルエットであることが分かり、色よりもこの事に私の興味はそそられました。
こういうことは、ハンガーに掛かって伸びている状態では気づかなかったこと。

実際に自分で着る、ということの大切さを改めて教えられた1枚でした。

では、自分のための記録になりそうな予感はしますが、それぞれのセーターの特徴や感想などを書いておこうと思います。

ご参考に丸ビルを選んだ理由はこちら。

  • 入っているお店の雰囲気から、セーターの幅広いセレクションがありそうと考えた
  • 店内が比較的ゆったりしていて見やすい
  • 駅直結なので、天気にかかわらず動きやすい(とくに真冬や真夏には大事)

le coeurblanc

le coeurblanc 
程よくトレンドを取り入れた“大人のフレンチカジュアルスタイル”。時代を超えて愛されるベーシックアイテムと今の気分を反映するトレンドアイテム。女性としてのかわいらしさ、自分らしくあることを大切に過ごす女性たちに日々が心地よく、輝けるスタイルを提案します。

Marunouchi.com

こちらでセーター3枚を試着させて頂きました。 

https://store.cityhill.co.jp/item/940379.html
◆グレージュ(オフホワイトの感じ) コクーンシルエットニット
これを試したかったのは、ネックラインの後ろ側が少し変わった形だったから。
柔らかく首に沿うので暖かそうでした。 
軽くて着心地が良いと感じたのは、継ぎ目のないホールガーメントだったからなのかも。
技術の進歩は良いものです。

https://store.cityhill.co.jp/item/939774.html
◆サックスブルー 横リブボートネックプルオーバー
色は少しくすんだ明るいブルー。 
ボートネックはすっきり見え、袖や身幅はたっぷりしています。
これまで、コクーンシェイプはあまり着たことがありませんでした。 もっとモッサリの印象になるかなと想像していたのですが、意外とウエストからヒップのラインをすっきりきれいに見せてくれるとわかりました。

https://store.cityhill.co.jp/item/939842.html
◆ピンク 3wayリボン付ポンチョシルエットニット
こちらの色も、ややスモーキーなピンク。 
他の2枚に比べ重みがあるのは編み目が密だからとのこと。 
多くの素材を使っているからとなれば納得です。 
ただ私には軽い方が着やすい…かな?  これはデザインとのバランスで、人それぞれのお好みと思います。
リボンの位置が、172㎝高身長の私には高かったのですが、平均身長の人ならディテールのあるデザインが魅力のアイテムになりそう。

次に訪れたのは、同じ丸ビル内のMica & Dealです。