最高のファッションリサイクル? ウエディングドレスをお譲りしました

これまでにも、服はなるべくリサイクルしようと実行してきました。
お気に入りでたくさん着たTシャツも、買ったりもらったりしたけれど上手に使えないままだったブラウスも。
私なりの古着活用法は、サスティナブルファッションにまとめました。

以前は、積極的に、かつ手軽に古着を受け入れるブランドはH&Mの衣類回収プログラムくらいでした。 自社にこだわらず、どこのアイテムでもOKという懐の深さが素晴らしい!

そして最近は、他のメジャーなファストファッションもリサイクル活動を広げています。
例えばユニクロ。 対象はユニクロとGUの商品のみですが、全商品リサイクルという活動を始めています。 

そんな中で、私にとってなかなか次の活用先が見つかっていなかったのはウェディングドレス。
4年ほど前に着たドレスとヴェールは、きれいにクリーニングしたまま、クローゼットの贅沢な肥やしとなっていました。

セミオーダーで作ったドレスはレースやスパンコールが付いたマーメイドシェイプ。 きれいで、しっかりした作りで、1度しか使っていません。
友人や親戚で着てくれる人はいないかと期待していましたが、タイミングや好みが合う人はそう簡単には見つかりません。

何か良い方法は無いかしらんと思いつつ日々は過ぎ…。

一方、今年は “自宅をもっともっと素敵な空間にする“ ことがテーマのひとつ。そのプロセスには、クローゼットの整理もあったのでした。

久しぶりに白いガーメントバッグを取り出し、ドレスとヴェールをチェックしました。
どちらも状態に変化はなく、どなたかにお渡しするのに問題は無さそうでひと安心。

しばらくぶりにウエディングドレスの譲り先をネットで探してみると、程なく見つかったのがウエディングドレス専門の Marsha K というお店のチャリティープログラムでした。
Marsha K は赤坂にあるウェディングドレスのお店で、会社の活動の一環として寄付を扱われています。 

幸せのおすそ分けをしませんか? 誰かのために、少しだけでも力になれれば…。 そんな思いを込めて、Marsha Kは挙式後のウェディングドレスを 全国各地の災害地域へ寄付するチャリティープログラムをつくりました。

Marsha K

正にこれ!
と嬉しくなり、早速メールをしました。
迅速にお返事を頂いて、受け入れていれる先が見つかったとの事。 トントンと話は進み、東北のNPO法人にドレスとヴェールをお送りすることになりました。

メールでドレスのサイズや私の体型をお知らせしたので、ちょうど合う人がいたのかな?
それとも、お渡し先でドレスのお直しができる人がいるのかな?
いずれにしても、美しく着てもらえると良いなぁと思います。

数日後、簡単な手紙を添えて2点を送り出しました。
見知らぬ誰かのお祝いの日に、輝きを添えてくれることを願いながら。

時間はかかったけれど、諦めずに贈り先を探して良かった。
クローゼットと心が、少し軽くなりました。