サステイナブルファッション:大切に着るということ
SNSで見かけたニュースに、思わず目が留まりました。
Own Nothing, Have Everything
”何も所有せず、すべてを持っている”
ん??
不思議に思って読んでみると、
このブランド、For Days は、自社が販売したTシャツをリサイクルし、再び販売する無限ループを回しているのです。
Tシャツを買う
↓
着倒す
↓
着倒したTシャツは返送し、新しく選んだTシャツが送られてくる
↓
回収されたTシャツは新しい糸に再生され、再びTシャツになる
だから、
Tシャツを所有はしない。
けれど、好きな形・好きな色の新しいTシャツを着られるのだから、すべてのTシャツを持っている、とも言えるわけです。
ファストファッションは便利だけれど
For Daysのコンセプトに感動して、前置きが長くなりました。
私は以前から、大量生産・大量消費をどうにかできないものか、と思っていました。
資源は限られているし、まだ使えるモノを処分してしまうのはもったいない。
特に、ファッションに関わる仕事をしているためか、服についての思いが強いかも。
ハイブランドの良いところは、むやみにたくさん作らないところ、と密かに考えています 笑
私に何ができるか
そうは言っても、ハイブランドはそうそう持たない私。
そんな自分にでも、できることを挙げてみます。
① 長く着る
ネットに入れてお洗濯はもちろん、手洗いもします。
大体のものは、数年着ていると思います。
あまり流行を追わないのも、ひとつのコツかも。
② あげる
似合わなくなったり、見てもピンと来なくなったものをできるだけ、人にあげる。
友人や親せき、実家のご近所さんなど。
③ リサイクルに出す
私がいつもお勧めしている、H&Mのリサイクル。
他ブランドのものでもOK、しかもクーポンまでもらえます。
不要な服を袋に入れて、店舗に持って行くだけ。
”ブランドや状態は問いません、たとえ靴下片方だけでも、着古したTシャツでも、古いシーツでもOK。”
(H&Mサイトより)
④ 売る
私が使っているのは、ジモティー。
メルカリが人気のようですが、私には、梱包せずに手渡しできるジモティーが楽です。
⑤ 自治体の古布回収
最終手段は、これ。
服として再生されなくても、せめて雑巾となり役目を全うしてね、と回収場に持って行きます。
なるべく、自分の手間にならない=リサイクルしやすい方法をいつも探しています。
新しい良いルートが見つかったら、またご紹介します。