私がファッションのお仕事をしている理由#2 綺麗な友人に刺激された大学時代

今、パーソナルスタイリストとしてお仕事をしている私ですが、ファッションへの興味を持ったのは比較的遅く、大学のときでした。
それ以前の子供の時は身長が高いことが気になり、今思えば無意識に目立たないような地味な格好をしていたように思います。 時おり、友達と遊ぶ日の朝に5-10分、何を着ようか悩むくらいの関心だったような。

私は東京出身で、大学は自宅から通うことのできる都心にありました。
入学して間もなく、サークルで知り合ったある友人が、何を着ても素敵だったのです。 とにかく、何を着ても…。

元々目がぱっちりと大きく美人でもある彼女は、服のセンスも抜群でした。
神は二物を与えたのですね…笑

大人っぽいエレガントなシャツドレスはもちろん、普通のジーンズとボーダーTシャツも彼女が着ると目を引きました。
少なくとも私の目は釘付けでした。

その頃はまだ珍しかった、ベリーショートの髪型も、そのボーイッシュさがかえって彼女のフェミニンさを際立たせていたことをよく覚えています。
今は出身の北国に住む彼女とはなかなか会えませんが、今でも、私が知る一般人のなかで1番美人でおしゃれな人と思っています。

そして私にとって大事なのは、そんな彼女のファッショナブルさが、

”とてもナチュラルだった”

ということなのです。

すごく努力してお洒落しているという感じはなく、朝起きて、するっと素敵な服をチョイスして、大学に来ましたというイメージ。
よくよく話を聞いてみれば、雑誌などをよく読んでああでもないこうでもないと試行錯誤はしていたようです。 でもそれは、研究しているとか勉強しているとかの肩肘張っているものではなく、日常の一コマとして軽やかにされていたようでした。

そんな彼女の存在がきっかけで、素敵に装うことへの興味が自分に芽生えたような気がします。
それまでは、全く無頓着とまでは言わなくても、そこまでこだわることもなかった日々の装い。

そんな私が、例えばジーンズに白のラッフルブラウスと黒カーディガンを着てみたら、その彼女に褒められてとても嬉しかったことをよく覚えています。
自分がいつも素敵と見とれる人に認めてもらえるのは、心がさわさわと揺れるような、嬉しいことです。 おしゃれにもいろんなスタイルがありますが、彼女に褒められるなら大丈夫、とひとつの指針にしていました 笑

ファッションの世界にしばらく身を置いていますが、彼女に追いつくことはなさそう…。
でも諦めず、少しでも近づけるようにトライする日々です。