婚活している男性の皆さんへ:仕事、楽しんでいますか?
人生のパートナーを見つけるため、結婚情報サービス会社ブライダルに登録して婚活をしていた私。
紹介されたお相手とお会いする時、第一印象として大事なのは服装です。
その次に記憶に残ったのは、お仕事の話でした。
その会社では、担当のコーディネーターさんがお相手を紹介してくれて、ホテルラウンジなどでその人に会うというシステムでした。
あらかじめ、入会当初に自分のバックグラウンドや趣味など、いろいろ登録してあります。 また、相手への希望もお伝えしてあります。
なので、お互いにある程度は希望のフィルターを通ってきている人と会うことになるのです。
緊張しながらホテルのラウンジで初めて会う瞬間に、注意が行くのはもちろん服装を含めた全体のルックス。
何より大事な清潔感があるかどうか、私も瞬時に感じ取っていたのでしょう。 その時は自覚はしていませんでしたが、思い返せばそうだったと思い当たります。
スーツならシワになっていないか、髪は適度に整っているか、などなど。
そして短い挨拶のあと、近くのカフェなどで1時間くらいお茶をするという流れになります。
休みの日にしていることや好きな本など、お互いを理解するための話を恐る恐る?切り出すのですが、その中でも印象に残る話題のひとつは、仕事の話でした。
私が登録していた相談所は、男性会員に仕事に就いていることを条件としていたため、お会いする方は皆、何らかのお仕事をしている人。
なので、1時間程度のお茶の時間にはどんな仕事をしているのかも必ず話題に上る大事なトピックとなります。
では、話している時に何が重要になるのかと言うと、仕事の内容そのものというよりは、その仕事を楽しんでいるかどうかがポイントでした。
私がお会いした10数人? 20数人? の中で、目を輝かせて仕事の話をする人というのが果たして何人おられたでしょうか。
自分のしていることが好き、楽しんで会社に行っているということはそれだけ稀有なのかもしれませんが、逆に言うと、もしあなたがそうならば、好感度はグーンと何割増しにもなる力になると思います。
もし婚活がうまくいって結婚に至ったとします。
その後も、仕事というのは2人の生活の中で大きなウエイトを占めるパーツです。
そこを楽しんでいるか、生き生きとしているかということは大事。
多くの人にとって、一日の大部分は仕事や通勤で占められています。 平日にパートナーと過ごせる時間は、食事を含めても数時間ではないでしょうか。
その限られた時間に、一生懸命仕事をして疲れてはいるけれど充実感をまとって帰ってくるのか、あるいは一日を浪費してきたようなネガティブなトーンなのか。
どちらが、より楽しいプライベート時間となるかは明らかです。
この人となら、たとえ忙しくても前向きな日々を過ごせそう。
お茶しているお相手にそう感じてもらえたら、次のお食事の約束はほぼ確実だと思います。
好きなことが仕事になっているという人は珍しく、なかなか難しいことかもしれません。
でも婚活をきっかけとして、なによりもあなた自身の人生をもっともっと充実し輝くため、今の仕事を楽しむ工夫をしてみる。
そしてその輝きは、きっと素敵なパートナーを引き寄せるマグネットとなる。
そんな風に考えてみてはいかがでしょうか?