ケガにもファッションにも有効なセカンドオピニオン

去年の今ごろ、3月に足首を痛めたことをふと思い出していました。
毎日歩いている道なのに、ある時小さな石かなにかを中途半端に踏み、右足首をコキッと内側にひねってしまったのです。

夜中に痛みがひどくなり、歩けないどころか眠ることもできなくなったので、その場で調べたファーストドクターという24時間往診可能なサービスに申し込み、夜中に自宅で診察を受けたりもしました。
レントゲンを撮るとくるぶしのところに大きな血だまりができていて、見かけは多少の腫れだけであってもまあまあの大怪我だったようです。
※ファストドクターは、真夜中で不安なときにも診てもらえて本当に助かりました。サービス提供エリアを一度確認されておくと良いかも※

朝になってから、足首のケガなので、まずは整形外科に行きました。
そして、通っているパーソナルトレーナーさんにケガをしたのでしばらく休む旨を電話したところ…
足の様子を見せて欲しいとのこと。
歩けるまでは回復していたので、ゆっくりジムに行くことにしました。

結果的に、私にはこのトレーナーさんのアドバイスが非常に役立ったと感じています。
細かい説明はここでは省きますが、整形外科での指示とは真逆と言っていいほど違うもので、ケガ部分のケアの仕方や日常生活の送り方などをいろいろアドバイス頂きました。
コキッとやってから1年ほど経ち、今は支障なく生活できています。

ただその時は、私は医療のプロである整形外科のアドバイスとトレーナーさんのアドバイスとの間で揺れました。
ふたつの内容を比べ、自分なりにより納得がいき、また2年半のジム通いで信頼をしているトレーナーさんのアドバイスに従うことにしました。

二者それぞれのアプローチの足の経過を比べることはできないのであくまで結果論なのですが、それで良かったと思っています。
そして大事なのは、この経験から、セカンドオピニオンを得ることが大事という学びがあったことです。

それぞれに言われることは違うし、素人である自分は二者の間で迷うことになります。
でもそこで自分なりに考え、何を取り入れて実行していくかこれを決めて経過をみることが大事だと学んだのでした。

そして、この方法は何に応用できると思いますか?

ファッションです^^

ファッションにもいろんなプロがいますね。
お店の販売員さんもそうですし、スタイリストもそうです。

どの分野でも同じだと思いますが、プロ/専門家と呼ばれる人たちにもそれぞれの好みや個性があり、偏りがあります。
ファッションであれば、その人の好みのテイストであったり色使い、着崩し方、あるいは服に対する哲学があるかもしれません。

パーソナルスタイリストへの依頼は、数名トライしてみるのも良いと思います。
その中でだんだん自分の好みやスタイリストとの相性というのが分かってくるでしょう。

また服の着方に迷った時、例えばトレンチコートのコーディネートを知りたいとしましょう。
Instagram や Pinterest で”トレンチコート”を検索してみると、いろんな着方の写真が出てきます。 可愛く着てる人もいればかっこよく着ている人も。 その中から自分好みのスタイルは選んで真似してみる。
これも SNS を使ったセカンドオピニオン、サードオピニオン探しと言えるような気がします。

いろんなスタイルをミックスしながら、自分の好みや価値観を知り、自分だけのスタイルが出来上がっていくのですね。
そんな風に変化し続けるファッションをこれからも楽しんでいきたいと思っています。