ミニマルクローゼットを目指して 減ったことと増えたこと
12月になり、家のお片付けに目が行き始めている方も多いでしょうか?
私も、少し前からクローゼットの簡素化を目指してお片付け中です。
きっかけは、クローゼットを別の部屋に移すというプロジェクトでした。
移動先の収納が前よりも小さいということもあり、良い機会なので持っている服を見直してみようと思ったのでした。
ミニマルクローゼットという言葉、聞いたことはありますか?
少ない服を効率的に着まわすスタイルのことです。
参考になる記事をひとつご紹介します。
夏服バージョンですが、少ない服で着回しする為に必要なアイテムとは?
ミニマルクローゼットにはまだ道半ばの私。
それでも少しずつ服を減らしたり、収納そのものを見直したりするうちに気づいた、
・減ったこと
そして
・増えたこと
について書いてみます。
減ったこと#1 服管理の大変さ
気をつけているのに、気づいたら増えている服…。
混み合うハンガーをあっちへ押しのけ、こっちに押しやり。
ぎゅうぎゅうのキャビネットは、お洗濯から戻ったものを入れるのも大変でした。
でも物を減らしたクローゼットは、眺めるのが気持ちよいほどスッキリしています。
減ったこと#2 使いこなせていないフラストレーション
お店で魅力を感じて買い、わがクローゼットにやって来た服や靴。
なのに、1-2回着たきり何年も冬眠中の服がありました。
目に入るたびに、そのスカートを着られていない、そのローファーを履けていないというフラストレーションや罪悪感が…。
でも厳しいフィルターを勝ち残ってクローゼットにとどまった服ならば着回しもしやすく、登場回数が増えて、フラストレーションが減っていきます。
減ったこと#3 デッドストック
例えば、キャビネットの隅に佇むニットがありました。
気づけばもう10年以上前に気に入って買った、ユニクロのタートルネックセーター。 お値段というより、デザインが可愛くて手放せなかったのです。
改めて着てみると首がチクチクすることを思い出し、それを一日着た時のストレスも甦ってきました。
思い切ってサヨナラ。
ふんわりしたセーターだったので、スペースも大きく空きました。
減ったこと#4 無駄遣い
本当に必要なものがわかるので、同じようなものを買ってしまったり、他の服と組み合わせが難しいものを買ってしまうことが減ります。
持っているものが少なければ、何を持っているのかの把握もしやすいからです。
ショッピングに行く前にざっとクローゼットを眺めて行けば更に効果的。
増えたこと#1 クリエイティブに工夫すること
少ない服で飽きないためには、工夫がいります。
花柄ドレスの上にセーターを着て、スカートとして使ったり。
夏用と思いこんでいたノースリーブにカーディガンを合わせて冬仕様にしたり。
それまで考え付かなかったコーディネートが生まれると、自信にもつながります。
増えたこと#2 地球への優しさ
本当に必要なものを買い、長く着まわすことは地球への優しさにつながります。
メルカリが開催した、新作ゼロのサステイナブルファッションショー は、持っている服やメルカリで出品されている服のみで、有名なスタイリストの小山田 早織さんとMBさんがコーディネートする面白い企画でした。
現在は大量の新品がそっと破棄されているファッション業界。
楽しく丁寧にファッションを楽しみつつ、エコになっていけたらと願っています。
ミニマルクローゼットに近づくために
では、自分にとって本当に必要な服はなに?
それを見極めるには、大変さもあるかも知れません。
自分に向き合って、本当になりたい自分、本当に欲しいものや必要なものは何か?
なかなかひとりでは難しいことも、仲間と一緒にアドバイスを受けながらなら前に進めるかも。
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