夏の仏料理ランチ会の装いをオンラインでコーディネートしました#1:ドレスのブランドを決めるまで
秋田在住のクライアント、あっきーさんからコーディネートのご依頼を頂きました。原宿にある南仏料理レストランでのランチ会に参加するとのこと!
聞くだけで心が躍るオケージョンです。
※あっきーさんのご協力により、全身コーディネートが決まるまでを、あっきーさんとのやり取りも含め細やかにお伝えします。
どのような集まりかと言うと、
- 日にちは7月下旬。
- お店はニースに本店を置くヘルシーなフレンチレストラン、 KEISUKE MATSUSHIMA 原宿店にて。
- 勉強会の仲間10名とともに。
あっきーさんからの、装いのご要望はこちら。
- 元気な色!
- ちょっと丸くなった体型を出しすぎないスタイルで。
- 当日、秋田からフライトで到着。 羽田から会場へ行くので、歩きやすい靴で。
- 時には、このような特別な場に自分から赴き、遊ぶ感覚を磨きたい。そのための装い。
当初は、8月にあるお子さんバイオリンの発表会と、9月のご自分の書道展にも同じコーディネートを使いたいとお考えでした。
でも、今回のイベントとは季節も用途も違うので、思い切って分けることをご提案。
確かにお子さんの発表会は落ち着いた保護者としての装いにしたい。
そして、書道展の頃にはもう秋…
ということにご納得頂き、今回のランチにフォーカスすることになりました。
そこから私のリサーチも、一気に夏のバカンスモードへ 笑
いくつかの異なる用途に合わせられるドレスも、中にはあります。
ただお話を聞いていると、このランチは純粋にご自分が楽しみ、仲間との交流に花を咲かせる場と、私は理解しました。 それならば、あっきーさんらしさを1番に表現し、何より着ていて気分が高揚する。 そんな装いを楽しむ1日にして欲しいと思ったのです。
会場のとなるレストランのサイトを見てみたところ、内装はブラウン・ベージュ基調で落ち着いた雰囲気です。
まず、背景と同化しないためにブラウン系の同系色は選択肢から外しました。
候補はブルー、グリーン系? 以前、彼女の石垣島への旅行のためにコーディネートした、イッセイミヤケのブルードレスはとても素敵でした。
今回は、明るめ赤かピンクも良いかも。
それとも、夏らしい鮮やかなプリントもいいな。
あっきーさんを思い浮かべながら、いろんな色が頭を巡ります。
このランチ会のみのための装い、と狙いを定めたことにより、今回彼女が
”わざわざ秋田から、この集まりのために東京まで来る”
というスペシャル感に集中することが可能になりました。
ならば、やはりご希望の夏らしい元気な色を思い切り取り入れたい。
飛行機で日帰り往復するパワフルなあっきーさんの人柄が表現されるような、色。
そして、やや丸くなったという体の線を出し過ぎないようにしたい。
かと言って体型カバーだけでないデザイン性が欲しい。
ということで、スペインのブランド、Sybilla が浮かびました。 カラフルな、それでいて強すぎない色遣いと可愛いゆったりシルエットが多いブランドです。
次の記事では、あっきーさんにご提案したドレス、そしてお決めになったをご紹介します。