ドリー並みの記憶力について
映画 ”ファインディング・ニモ” に出てくる青い魚のドリーが好きです。
彼女の声を、私が大好きなコメディアン、Ellen DeGeneres がつとめているというのも理由のひとつですが、もうひとつの理由はドリーが極めて忘れっぽいから。
私も、とっても忘れっぽいのです。
例えば初対面の人に会った時。
お名前を聞いたり頂いた名刺を見たりした時も、数秒後には記憶に残っていません…名刺を頂いた時はまだ良くて、机の上に置くことができます。 会話の途中、コソコソと見ています 笑
こんなにひどい記憶力なのは私くらいと思っていましたが、先日友人と話していたら、自分もそうだと言ってもらえて、世の中には同じような人もいると知ってちょっとほっとしています。
どうやら自分は記憶力が良くないと気づいたのは、随分遅かった…30代半ばでしょうか。 それまでは事務処理能力とか、何か全体的な能力が足りないのだと思っていました。
でもおそらく、元をたどれば、チキン並みの記憶力のために確認作業が何回も必要だったりとんちんかんな処理をしてしまったりという結果になっていたのかも。
それが分かり、少し楽になったような、ならないような…笑
記憶力がいい人を見ると、いいなぁと本当に思います。
最近のこともしばらく前のことも、人とのやりとりや細かい状況もスラスラと話している様子を見ると本当に羨望の眼差し。
記憶力というのは、きっと与えられたギフトなのだと思います。
とは言っても、これまで私なりに努力はしました。
脳科学者の茂木健一郎さんの本を読んだり、ちょこちょこと記憶術を探しては試したり。
でも、これといった特効薬はありませんでした。
今の対応策はふたつ。
- できるだけメモを取ること
- 諦めて人に聞く
ただメモの欠点は、物理的に見に行かなければいけないということ…。
やはり、自分の頭の中に格納できているということは素晴らしい強みだと思います。
最近は、忘れっぽい自分をあまり隠さないことで少し楽にはなっているかもしれません。 取り繕っても、遅かれ早かれ周りの人には分かってしまうし 笑
忘れっぽいというのは自慢できることではありませんが、どうしたって私の一部、仕方がありませんから。
というのが長い言い訳…ではないのですが、もし私がお買い物同行をしたお客様の、過去にご購入されたアイテムやお聞きしたことを失念していてもご容赦いただけるとありがたいです。
記録はできるだけ残しているので、ちょこちょこ盗み見ていても温かい目で見て下さいな。
よろしくお願いします。