ニューヨークで20年来の友人とのディナーを堪能しました

4年間住んでいたマンハッタン。
日本に帰国してから毎年訪れていたのですが、コロナがあったので4年ぶりの訪問です。

1人旅なので、ゆっくり以前住んでいたエリアや職場など懐かしいスポットを歩いたり、カラフルなサマードレスが目を引くショップにふらりと入ってみたり。

そんな旅のハイライトのひとつは、友人たちとの時間でした。
友人Cはヨーロッパの出身。 Gramercy Parkを見下ろす抜群のロケーションにあった女性用レジデンスの14階で部屋が隣になったのが知り合ったきっかけでした。 私が日本に戻ってから20年近く経ちますが、時々思い出したように連絡をくれるのです。

彼女は今はマンハッタンから電車で北に40分ほど離れた住宅街に1人で住んでいます。
私がニューヨークに来ることを知らせると家に招待してくれました。 

庭から摘んだばかりのバジルやディルがとてもフレッシュ!

初めの予定は、家の近くをドライブしたり川沿いの素敵なレストランでディナー、というものだったのですが、途中のスーパーで買い物をして彼女が料理をしてくれることに。 
モッツァレラチーズと真っ赤なトマト、そして彼女の自慢のガーデンで取れたフレッシュなハーブを和えたサラダ、とっても柔らかくジューシーに焼いてくれたフィレミニオンのステーキを赤ワインとともに頂きました。ステーキの副菜は、ついさっきガーデンで掘り起こしてくれたレッドスキンポテトそしてブロッコリーです。

ふっくらジューシーなステーキも採れたて野菜も最高👍

英語がネイティブでやや早口の彼女、いろんなことを話してくれるのですが私の耳は何とかついていくのに必死です。 看護師の仕事の話や、新たに始めた心理学の勉強のオンラインプレゼンテーション、そして飼っている猫3匹と犬1匹の話などなど、理解できているのは70%ぐらいかな…。

それにしても、20年ずっと離れてお互い生活しているのに違和感がないというか、それぞれの生活は違うのだけれども、会うとするりと普通に話ができるというか、そういう感覚がありました。
だからこそ、きっと何年経っても変わらぬ付き合いができているのだと思うのでした。
そう感じられる価値観の近さを持つ友人がニューヨークにまだ何人もいること、そういう友人が実はできていたということをすごく実感したし、とってもそれがありがたいことな気がしました。

これまで、どちらかというと当たり前のようにあった友人関係。 今回特別に感じたのは20年が経ったということゆえかもしれません。 年齢をそれだけ重ねたからこそ感じられたことなのかも。 
私はしばしば感謝が足りないと人に言われますし、自分でもそう思いますが、今回の旅行はこれまで当然にそこにあった関係、そこにあった環境にじんわりと感謝し、ありがたいと思う、そんな時間になりました。