美しいもの+美味しいもの=心の喜び

ふと、美しいものを見たくなり、表参道にある Espace Louis Vuitton Tokyo に行きました。
Espaceは、“ルイ・ヴィトンと日本の共通点であるクリエイティビティに対する情熱への象徴であるアートスペース”とのこと。

アートを見るにも、まずは腹ごしらえ 笑
北参道駅から歩いてすぐのイタリアン、トラットリア タンタ・ボッカへ向かいました。

Tanta bucca

写真は、艶やかな野菜にバーニャカウダソースを添えた前菜。 程よい塩味が、夏の体に染みました。生ハムのパスタも美味しかった。 自慢のお肉を堪能しに、また行きたいな。

さて、エネルギー補給が済み、表参道へと移動です。
ルイ・ヴィトンの自社ビル7階に、Espaceはありました。

現在見られるのは、ダン・フレイヴィン Dan Flavin展です。
“ミニマリズムの主唱者の一人として、媒体としての「光」を探求し蛍光灯を用いた作品で知られる、アメリカ人アーティスト” とのこと。

素材は、シンプルに蛍光灯のみです。
天井が高くガランとした空間に、そのシンプルなインスタレーションが映えます。 蛍光灯という現代の器具を並べるだけで、清潔でモダンなアートになる。 その発想が面白かったです。
中には、デフォルメされた十字架に見える作品もありました。
子供の頃に父親から強制され、逃れたという宗教教育の影響が出ているのかなと、ふと思いました。

商業施設が立ち並ぶ、日本屈指のショッピングエリア 表参道で、これだけのスペースをアートに捧げ、無料で開放するルイ・ヴィトンの姿勢、素晴らしいと思います。

展示は数点なのですぐに見終わり、その後はすぐ向かいの表参道ヒルズへ。
こちらでは、シャネルのイベントが行われていました。
“NEON WAVE”と題した、新作のメイクやネイルを紹介し、お試しできるメイクフェス。
私はメイクもネイルもしないので、肝心のブースは素通りでしたが、テーマのネオンが奇麗で、写真だけパシャリ。Chanel

その後は、ヒルズにあるBen&Jerry’s のアイスクリームで一息。

Espaceでも蛍光灯アートを見たばかりだったので、今日は明るくカラフルな光にあふれた一日となりました。

美しいものを見て、美味しいものを食べる。
自分の中の何かが欲したものに従ってみたら、心が洗われて、ピュアな感覚に近づけた気がしました。
美には、そんな作用があるようです。

Ben&Jerry