初めて行った“出版パーティ“で学んだ 知ること・会うこと・触れることの大切さ
尊敬する友人達が始めたNPO法人Reジョブ大阪の、祝すべき初出版。
誰でも、私だって今日なるかも知れない障害について書かれた本。
しかも、医療スペシャリストや当事者の声をライブで聴けて、リハビリの体験ができて、嚥下食の試食もありの体験型出版パーティ。
これは行くしかないと、参加しました。
高次脳機能障害って?
脳出血や事故による脳の損傷で、記憶や言語、情緒など、社会的活動に影響が残るものです。
これって、今日の帰り道に事故にあったり、仕事中に倒れたり、いつでも誰にでも起こり得ること。
そう考えると、むしろ
今聴いておかなきゃ!
という内容なのです。
読んでみる ・聴いてみる・ 食べてみる
- 読んでみる
私、パーティに行く前に、ちゃんと読んで予習しました。
出版された本はこちら。
- 聴いてみる
何も知らないと、なんだか怖い。
でも本を読んで少しだけ知ると、ぼんやり姿が見えてきました。まだ、怖いけど。
専門家や当事者の話を聴くと、リアリティが出てくるし、もしもの時に相談できる人ができるのです。怖さが少しだけやわらぎました。
- 食べてみる
嚥下食のゼリーや、とろみのついたほうじ茶を試食しました。
進化している…のだろうけれど、通常の食事に慣れていると、トロリとしたお茶はなかなか飲み進みません。
これも、実際に試したから分かったことでした。
食べ物を飲み込むのが難しい人には、こちらが日常だということを。
ヒトは社会的動物
病院や自宅でのリハビリは大事。
でも、人を活き活きと社会復帰させるのは、社会であり人なのです。
私にも思い当たることがあります。
例えば体調がいまいちの時、仕事や友人と会うことで復活することがあります。
会話を通してエネルギーをもらい、見えない何かのやり取りをしているのだと思います。
私はこれから何をすればよい?
この友人達の活動を支援したい。
私にできる形で。
ということで賛助会員になりました。
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そして、街でヘルプできそうな人を見かけたら実行する。
もちろん、高次脳機能障害に限ったことではありません。
そういう反射神経を鍛えようと思っています。
明日は我が身。
お互い様ですものね。