猛烈な台風19号を経験し防災グッズの備忘メモを残してみる
先週末に関東地方を襲った台風19号。
私は幸い直接の被害はなかったのですが、台風が近づくにつれ、住んでいる区からの警報がスマートフォンから何度も鳴り響き、落ち着かない夜を過ごしました。
今回の台風は、日本に近づく何日も前から、ニュースでその巨大さや強力さが報じられていました。
自分の仕事の予定は数件キャンセルになり、都内のデパートは早々に終日閉店を決定し、電車も運休を発表していました。
にも関わらず、どこか他人事で家で何も準備をしていなかった私。
身近な友人が実際に備蓄など始めているのをSNSでみて、ようやく自分ごととして体感し始めました。
土・日曜日という短い間だけれど、初めて本当に天災を意識して過ごした2日間。
物理的、そして心理的に訓練になったと感じたので、備忘のために記録を残します。
防災用品は、元々備えてあったものに加え、ネットで情報を集めて買い足しました。
水の備え
- 飲料水(ひとり2ℓ/日として3日分を確保)
- 前日の夜に洗濯を済ませておく
- お風呂に水を貯めておく (お手洗いその他の生活用水)
- ラップ(お皿に敷いて使うことで洗うことが不要に)
食事の備え
※ 非常時に気分を下げないため、美味しそうな自分好みのものを選びました。
- ホットクックで食事を作り置き
- 新鮮な野菜をいくつか購入(保存食は味付けが濃いものが多いため、フレッシュな野菜でバランスを取る)
- 野菜ジュース(砂糖不使用のもの)
- 非常食(温め不要で食べられるレトルト食品、缶詰)
停電の備え
- ソーラーパネルで蓄電
- 冷凍庫で大きめ保冷剤を凍らせておく(停電になった場合に食材を保管するため)
- PCやスマートフォンはフル充電に
- キャンドル
その他に準備したもの
- 乾電池(携帯ラジオ用、懐中電灯用)
- 携帯ラジオそのものも、かなり年季が入っている…笑 だけれど問題なく使えるので買い替える必要なしと判断。
- Yahoo!防災速報アプリをダウンロード(プッシュ通知で地域の警報などを出してくれる)
気をつけていたこと
風が強まったら、カーテンの四方をガムテープで留めようと考えて、ガムテープも補充しておきました。 もし何かが飛んできてガラスが割れてもなるべく飛び散らないようにするためです。
今回は幸い風がそこまで強まらず、テープを使わずに済みました。
今回の備えを通して感じたことは、”体験してみることの大切さ” でした。
ソーラーパネル発電は曇っていると効果が少ないとか、台風情報が出ると飲料水は売り切れて無くなることもあるとか。
小さなことでも1度自分の手で試してみると実感がわくし、その経験は次の時に助けになると思います。
台風が去り、無事に翌朝を迎えられたのは偶然の幸運でした。
今住んでいるのは、川から遠く、また建物の4階なので、水害の影響はほぼ無さそう。 平時の引っ越しではなかなか想像力が及びませんが、住環境を防災の観点から選ぶことはとても重要だと感じました。
全ての天災から逃れることは不可能ですが、自分にできる準備はすること、情報を自分から取りに行くこと、そして自分で判断することは大事と、改めて思ったのでした。