‘アドバンスト・スタイル‘ アリ・セス・コーエン写真展
思い思いにドレスアップした、NYの60歳以上の女性達がモデルです。
たまたまチケットを頂いたからと寄ってみたこの写真展、とっても刺激的で面白かった!
映画にもなったようです。 ”アドバンスト・スタイル そのファッションが人生”
みんな、個性的なファッションに身を包んで誇らしげにポーズを取っています。
鮮やかな黄色のストール、自分で作った紫のマント、そして巨大な四角い眼鏡などなど。
私がNYに住んでいた時、オフィスのあったマディソンアヴェニューを歩く、かなり高齢で細身の、ファッショナブルな婦人を見かけたものでした。 あの年代であんなに個性的な人は他にはいないと思っていましたが、まだまだこんなにいたとは。
それぞれの個性を表現できるのは、NYの魅力のひとつです。
彼女達は、格好もパーソナリティも色とりどり。
自分が何者で、何が好きで、そして着たいものを着ていいのだ、ということを知っています。
‘これが私。 自分ではどうにもできないの。’
写真展の会場では、モデルのうち数人を紹介するビデオが上映されていました。 上記は、95歳の婦人の言葉です。
可笑しくって、心に残りました。 ありのままの自分でいる。 なんて自由な精神でしょう!
‘自分の人生という劇場に、毎日衣装を着ていく。’
こう言っていた女性もいました。
自分の人生の主役は自分自身、とはよく言われます。 ならば、衣装にもう少し気を使うべきかも知れない。 そして、その方がきっと楽しい。
前日には、有名な写真家 アニー・リーボヴィッツの写真展に行きました。
こんな素敵なイベントに2日連続で行けるなんて、ああ幸せと感じたのでした。
こちらのイベントは終了しましたけれど、同じシリーズが渋谷西武で開催中(~2016/3/27)です。
興味ある方はぜひ!